スピーカーの製作(JSP風味)

秋月で購入した700円のデジタルアンプ基板を改造して、アナログINの簡単な
アンプを作った。(10W+10W)当初の予定通りそこに同じく秋月で購入した、1個300円の
スピーカーでボックス(エンクロージャー)を作った。

目標は出来るだけ小さくて大きくていい音という抽象的なもの。。

スピーカーはF01908H0
http://www.kitanihon-onkyo.co.jp/jp/archives/general/f01908h0
今はもう売り切れていて別のものになっている。

さてどんな形式にするか。密閉、バスレフ、バックロードホーン等が検索で
色々出てきたが、面白そうだったのが「JSP方式」
http://www.jsplab.jp/jsp%20speaker/
小型スピーカーで大型スピーカー並みの重低音というところに魅かれました。
外箱はちょっと小さいけど、ホームセンターで見つけた桐のCDケース450円。
バッフル、リアはハンズでMDFを買い、裁断、穴あけをしてもらいました。
穴をちょっと大きく指示してしまい、パッキンのようなものでお茶を濁しました。

ダクトは同じくハンズで25φのアクリルパイプを買って10cm位に裁断して
もらい、エポキシ系接着剤で裏から固めています。

恐る恐る聞いて見ましたが、なかなか良いです。他の方の感想では低音不足
というものが多かったようですが、大丈夫。かなりしっかりした音になっているようです。

アンプの試運転もしてみましたが、バッテリーが熱くなり、アンプの消費電力が大きいかも
という感じです。一応一番電力を食うUSBのチップの繋ぎを変えて消費電力を減らす改造も
しているのですが、うまくいっていないのかもしれません。。

アンプ部分の改造の参考にさせていただいたのは、こちらのサイトです。
http://sa89a.net/mp.cgi/ele/aki-ua.htm
5Vのジャンパをしてしまっているので、外してしまえばいいのかもしれません。

ミキサー

参考にさせていただいたサイト:
http://www.all-electric.com/schematic/simp_mix.htm
この「SIMPLE VIRTUAL EARTH ACTIVE MIXER」をステレオになるよう、
2チャンネル分作った。

材料:
オペアンプ:NJM13404D 2個
ケミコンはオーディオ用両極性
可変抵抗は 10KΩ Aカーブ 2連

最初:
ボリュームを絞った時に音が無くなって欲しいと思い50KΩの可変抵抗に
したが、オペアンプのゲインに影響がありそうだったので、10KΩに付け替えた。

単純に信号系のグランドとオペアンプのGNDをバッテリーのマイナスに繋いだ
>何かガリガリという歪んだ小さい音しか出なかった(かなーり凹む)
>何が悪いのかよく分からず、フィードバック抵抗と並列に繋がっている
セラミックコンデンサー(27pF、47pF)を取ってみた
>何も変わらなかったので付けておく事にした

電源の改良:
オペアンプのデータシートに「2Vの単電源で使える」と書いてあったので、
信号のグランドと、電源のグランドを一緒に配線していました。
基本的にはオペアンプはプラス、マイナス両方の電圧が必要というのを
思い出す。
http://colomar.com/Shavano/intro_opamp3.html
を参考に仮想グランドの回路を追加してみた。

少し改善:
ちょっと「音」らしい音が鳴るようになった。ただまだ音が小さくボリュームを
上げると音がガリガリに歪む。またゲインを上げると発振する。
この時点ではヘッドホンでは音が小さく、ラインインに入れるとまぁそこそこの
音量になるようだった

さらに少し改善:
http://www.den-ken.org/mediawiki/index.php/%E4%B8%A1%E9%9B%BB%E6%BA%90%E3%81%AE%E8%A3%BD%E4%BD%9C
こちらのサイトを参考に手元にあった220μFのケミコンを電源の負荷と並列に接続。

かなりいい感じ:
ボリュームを上げてもほとんど歪まないし、音が大きくなりました。
音が小さい時点で別にヘッドホンアンプを入れるようかな?と思っていましたが、
不要となりました。
通常電源6Vで動作を確認していましたが、歪みの原因が良く分からないため
12V、3Vでも試して見ましたが3Vでも動作するようなので、これで行こうと
思います。
http://twitpic.com/cqr7fa


次はもっときれいに作ろうと思う。。

2014/01/11 追加:
3入力版の回路図描いてみました。

サーキットベンディング?

ヤフオクで「キラッ★キラッ★キーボード」を落としてみた。練習がてら。


子供用のおもちゃのキーボードです。電源を入れるといきなりメロディーが鳴る
にぎやか仕様。
音色を選択するといちいちメロディーが鳴るにぎやか仕様。
リズムのプリセットがあるんだけど、アルペジオまで鳴ってしまって当然アルペジオ
変更できない漢仕様(^^;
子供用なのに、BD、SD、CHH、OHHと本格ドラムサンプリング仕様。
切り替えボタンで、動物の鳴き声になります。
リズムはドラム、ベース、アルペジオの3音。一応これ+2音ポリが出ます。
デモとオールデモがあり、オールデモは全6曲の豪華仕様。
セットリスト
1.ジングルベル
2.なぞの歌謡曲調の曲
3.サンタが街にやってきた
4.ノクターン
5.ビバルディの四季(春)
6.草競馬


本機の特徴でもある「ろくおん」モードを押下すると録音モードとなり、キーボード、
ドラムパッドを押したパターンを記憶、「さいせい」ボタンで再生できる。
が、2音ポリがモノになってしまう。
記憶できる音数はキリのいい64音。

早速開封
鍵盤部分は2音ポリなのでおそらくダイオード無しですね。先取り優先で2音出したらおしまい。
基板が二つあり、1枚はCPU兼音源チップの基板、もうひとつはおそらくアンプとLEDドライバー
といってもすべてトランジスタ
でも意外とパネルと、鍵盤のマトリクスが分かれている本格仕様。
それぞれ8x4のマトリクスと思われます。8本のピンは共通なので、こちらがInput側でしょうか。

コンパネは30個のボタン、鍵盤は24鍵あるので、割り当ての無いボタンはそれぞれ2個、
8個あると思います。イースターとかあるのかな。

さて、3枚目の写真のAの部分に470KΩを繋ぐとクロックが下がります。
Bの部分に1MΩを並列に繋ぐとクロックが上がります。

さて、アンプ等の基板へ4本線が出ていますが、そのうち2本は電源の+と-。
1本は音の出力。もう一本は何でしょうか?今度調べてみます。

Arduino入門

ということで、Arduinoをはじめようかなと思っている方向けにリンクをまとめようと思います。
追加があれば増やしていきます。

  • 概要

本家Arduinoのサイト
http://www.arduino.cc/
英語ですが本家なので、最終的にはここを見ることになるかもしれません

Arduinoで遊ぶページ
http://garretlab.web.fc2.com/arduino/introduction/index.html
こちらも遊ぶといっても豊富なコンテンツ。
非常に分かりやすく整理されています。入門には必読かもしれません。
リファレンスもあります。

PIC AVR工作室別館 arduinoの館
http://nekosan0.bake-neko.net/index.html
日本語で様々な情報がまとまっており、参考になります

  • 購入

スイッチサイエンス社
http://www.switch-science.com/
本家、互換機、パーツ共に豊富にあります。3000円以上で送料無料なのもよいです。
国内では買うのは結構面倒な製品も気軽に購入できます。

秋月電子通商
http://akizukidenshi.com/
いわずと知れた電子工作とパーツの殿堂。
定番パーツを割安に購入するならここです。
後は面白いパーツが手に入ることも多いです。

ちっちゃいものくらぶ
ちびでぃーの2
http://tiisai.dip.jp/?page_id=1296
普通のArduinoは2500円位ですが、互換機のキットなら1000円からあります。
最初は本家を購入して、どんな感じか分かったら、こうした互換機で
コストダウンを図るということもできます。
ソフトもハード(回路図)もオープンソースなのでこのようなことが
できます。

  • 開発

Arduino日本語リファレンス
http://www.musashinodenpa.com/arduino/ref/
船田戦闘機さんのサイト、Make Japanのライターさんでもあります。
非常にストレートに訳されており、分かりやすいです。
私はソフトを書くときはこのページは開きっぱなしです。