ベトナム

自転車で5分ぐらいのところにベトナム食材のお店と、カンボジア食材の
お店があり、ベトナム食材のお店は店内で食事もできる。
お店に来る人で日本人はほとんどおらず、店内はベトナム語か、カンボジア語

あまりに現地のメニュー、薬味が普通に食べられて驚かれた。
結構日本人にも好まれる味付けだと思うんだけどなぁ。
ヌクマムとパクチーが大丈夫なら大丈夫だと思う。
麺類のメニューによっては生のモヤシとミントの葉などが具として別皿で出てくる。

ベトナム料理で食べたメニューと簡単な説明を書いておく。
どれもウマイ。だいたい一通りメニューは制覇した感じ。

■パン
・バイン ミー(Bánh mì thịt)
>柔らか目のフランスパンにレバーペーストを塗って、
レタス、キュウリ、なます、焼き豚、パクチーを挟んだサンドイッチ

■粉もの
・バン セオ(Banh xeo)
お好み焼きのようなもの、レタスに包んでヌクチャムをつけて食べる
・バン クゥオン(Banh Cuon)
>蒸し春巻き(きくらげ、ひき肉入り)、ヌクチャムNứơc Chamを付けて食べる

■ごはん
・コム タム(Com Tam)
>焼肉のせご飯、Tamは細かく割ったご飯のこと。ヌクチャムNứơc Chamを掛けて混ぜて食べる

■麺
・フォー ボー(Pho Bo)
>牛肉のフォー:上に乗せる牛肉は6時間かけて煮るそうです
さっぱりとした塩味
・ブン リユゥ(Bun Rieu)
>蟹と豚の血のかたまりが入ったブン、甘酸っぱい味
・ブン マム(Bun mam)
>魚を糠と塩で漬けたものをベースにしたブンお店の人はくさいので日本の人は食べられないと言い張ったが、意外と日本のめんつゆに似た味でおいしかった。もちろん、ヌクマムに似た魚の風味はある。
・ブン ボー フェ(Bun Bo Hue)
>牛肉の入ったピリ辛ブン。コショウが利いていておいしい。
・バン カン チャー カー(Bánh canh chả cá)
>小さい揚げつみれが入った、Bánh canh、塩味でさっぱり。
・バン カン クゥ(Bánh canh cua)
>スープにとろみが付いたカニ入りのBánh canh。
・ブン ティト ヌン(Bún Thịt Nướng)
>細めの冷たいBunにモヤシ、香草、焼肉、なますが乗っていて、ヌクチャムを掛けて食べる。冷やし中華風。


※ Pho=平たい米粉から作った麺
※ Bun=断面が丸い米粉から作った麺
※ Bánh canh=タピオカでんぷんで作った太い麺(日本の太いうどんぐらい)
生のBánh canhは茹で上がりが半透明で、つるつるしておいしい。
乾麺のものもあるが、生の方がやはりおいしい。


■甘いもの
・黒目豆のチェー(che dau trang nuoc cot dua)
>黒目豆、お米を甘く煮て、とろみをつけたココナッツミルクがかかっている
・緑豆のチェー(che dau xanh)
>緑豆、お米を甘く煮て、とろみをつけたココナッツミルクがかかっている
・薬膳チェー(Xam Bo Luong)
>昆布、何かの海草、白きくらげ、クコ、蓮の実、はと麦、たぶん龍眼などドライフルーツをパームシュガーで煮て、その上にクラッシュドアイスを掛けたチェー。見た目海草は抵抗があるが、食べてみると甘酸っぱくておいしい。
・バン ダー ロン(banh da lon)
>緑色の濃淡2色層になっているココナッツ味のういろうに似たお菓子。蒸かしてつくる。ベースはココナッツミルクとタピオカでんぷんに元々はパンダンリーフをすりつぶした汁で香りと色を付けて、緑豆餡入りと入れないもので層を作っていた。今は緑色のパンダンエッセンスを使うことが多いとのこと。
・バン ケップ(Banh kep)
>ココナッツが入ったワッフル。焼きたては本当においしい
・カノン トム(ココナッツまんじゅう)
>周りにココナッツが付いたお団子
ベトナム コーヒー(cà phê)
>作るのも時間がかかるが、濃くておいしい。

※ 豆類のチェーはビニール袋に入って口が輪ゴムで閉じられていて、冷たいまま食べるときはビニール袋の底側を食いちぎって穴を開けてそこから吸い出して食べる。


■買って帰ったもの
・薄いライスペーパーのおつまみ
>透明で唐辛子、甘辛い小エビの乾燥したものが付けてあり、そのままか軽くあぶって食べる。
・ココナッツキャラメル(パンダンリーフ味)
>バン ダー ロンをキャラメルにしたような味。これがおいしかった。
・バナナ
>日本で買えるバナナよりに短く、実がしっかりしていて、甘く、味が濃い。若干酸味がある。


■調味料等
・カピ(アミの塩漬けペースト:タイ産)
・ナンプリック(甘い海老入り味噌:タイ産)
・ABCケチャップマニス(甘い醤油:インドネシア産)