CASIO MT-105 解析日記(2)

あまり進展がないのだけど、少しだけ。
HD61700はキーマトリクスを読み込む専用のレジスタがあると前回書いたのだが、
搭載されている「HD61702A02」は回路図から見ていくとピン配置はまったく違うように見える。
51-80までは全く使っていないし、KI、KOも場所が違っているようだ。
KOnnはプルダウンされていて、正論理の模様。
99は電源回路から来ているので、Vccかな。

CPU(nn)はまだ追いかけ切れていないピン。

2から22までのピンが音系かな。

CPU(02) FET(T8)のゲートダイオード経由でつながっている(ピンに吸い込む流れ)
CPU(05) 07からC・Rが付いている
CPU(07) 07からC・Rが付いている
CPU(10) 390Ωでプルダウン(正論理) A
CPU(11) 390Ωでプルダウン(正論理) B
CPU(13) 390Ωでプルダウン(正論理) C
CPU(14) 390Ωでプルダウン(正論理) D
CPU(17) 390Ωでプルダウン(正論理) E
CPU(18) 390Ωでプルダウン(正論理) F
CPU(20) 390Ωでプルダウン(正論理) G
CPU(21) 390Ωでプルダウン(正論理) H
CPU(22) +5の電源(電源回路からの白ジャンパ線)

AB EFGH で合成抵抗をつくり、T6のベースへ
CD で合成抵抗をつくり、T9のベース

詳しくは見てないけど、ラダーDAコンバーターになっていることは想像できる。
CDはR2本で別に4段階だけのDAラダーになっていて、T9のベースに入っている。
エミッタはGNDへ。コレクタ側がFET(T8)のドレインに。CPU(02)でスイッチしているので、
ここはドラム音源かな?

AB EFGHで作られた電圧は、一体なんだろう?波形メモリーの出力?
動かしながらオシロで当たりたいんだけど、パターン側がパネル面なので、
当たりにくいんだよね。

追伸:
http://weltenschule.de/TableHooters/Casio_PT-100.html
このサイトを拝見すると、IN/OUT逆かも。。